21世紀初頭の東京・渋谷。
歌手を目指して路上で歌う少女と若者たちの運命的な出会いが<奇跡>を呼ぶ。
“路上の天使”と呼ばれたシンガーソングライター・川嶋あい。
彼女は「1000回ライブ」、「手売りでのCD販売500枚」、「渋谷公会堂でのライブ」と、3つの大きな目標を掲げ、渋谷での路上ライブをベースに活動していた。生い立ちや、本格デビューするまでの道のりは「本当?作り話じゃないの?」と耳を疑いたくなるようなストーリーである。 その川嶋あいの手記『最後の言葉』をもとに、彼女を見出した青年社長や、サポートした学生スタッフらとの青春群像劇として物語を再構築し、友情、愛、ひたむきに生きる姿勢、そして若者たちの情熱・・・。これらの普遍的なテーマを、観る人の心の琴線に触れる映像作品に昇華させたのが『8月のシンフォニー -渋谷2002~2003』だ。
受賞歴
第15回リヨン・アジア映画祭(フランス)
【アニメーション部門2位】
【子ども映画部門3位】
スタッフ
監督・脚本:西澤 昭男
原作:川嶋 あい『最後の言葉』(ゴマブックス刊)
キャスト:福圓 美里 高橋 惠子 高橋 和也 吉野 裕行 山本 學
主題歌:川嶋 あい『大丈夫だよ』(つばさレコーズ)
ゼネラル・プロデューサー:村上 匡宏/企画:西澤 真佐栄/演出:島津 裕行 清水 聡/キャラクターデザイン・総作画監督:柳野 龍男/美術監督:工藤 ただし/CGディレクター:藤中 修一/音楽監督:クリヤ・マコト
制作:ワオ・コーポレーション